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美術館2018.04.16
こんにちは。月曜日担当の伊藤です。
先日、弊社の4月号のニュースレター「STORY vol.4」
に掲載された美術館。
秋野不矩美術館へ行ってきました。
秋野不矩さんの故郷、二俣の町を見下ろす丘の上に建ち
小さな美術館ですが、靴を脱いで入るスタイルで、
素足で静かに作品を眺めることが出来ます。
壮大な作品はもちろん見ごたえ十分だったのですが
建物や内装も素敵で魅力的でした。
自然素材がふんだんに取り入れられ
天井や壁は、思わずほじほじとしたくなってしまうような藁が練りこまれた漆喰
床は、少しひんやりとした足ざわりのいい大理石
木材には、地元の天竜杉も使われていて
自然のぬくもりが感じられる素敵な建物でした。
最後に、出口付近に置かれた
秋野不矩さんの言葉がとても印象的だったので紹介させていただきます。
絵を描きつづけて八十余年
それでもまだ満足のいく
作品が描けないのが現実だが
私もそれ故に生きてゆく
甲斐があるというものであらう絵とは
何であらうか
作家は自分の創作を期して
表現にいどみ一生を過ごすのが
使命でありそれが本望である
いろいろと考えさせられ、見習いたいものです。
特別展は、22日まで開催されています。
良かったら、足を運んでみてください。