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アクトシティー partⅢ2017.12.26
火曜日担当の西脇です。クリスマスも終わりいよいよ今年も残り僅かになってまいりました。
風邪などひかぬよう健康管理にはお気をつけ下さい。
今回もアクトタワーのお話の続きを、前回ホテルオークラの29Fプールの構造など
話しましたがアクトタワーの最上部(45F)には制震装置が2基設置されています。
1cm以上の揺れを検知した場合に1基約90トンの振り子をコンピュータ制御で動かすことによって
、揺れを打ち消すようになっている。浜松の場合遠州のからっ風によって常に建物に風圧を
受けている状態で、この制振装置が揺れを常に制御しているため高層階でも安心して
使用できます。因みにこの装置を使い実際地震が来た場合の揺れを再現できる事ができます。
引き渡し前の実験で実際に建物を震度6程度で揺らした実験では29Fのプールの水がどうなるかを
担当フロアーの責任者として見届けましたが、結果は津波のように波がプールに起こりプール内の
水がものすごい勢いでデッキにあふれ出した様子を確かめる事ができました。
実際の地震でも実際このような状態が続くと思うと、少し怖くなりましたが貴重な体験が出来ました。